菌活やダイエットにも良いと言われている美味しいコンブチャ(紅茶キノコ)を自宅で簡単に作るのに必要な材料と手順、カビが生えて失敗しない為の注意点などについて順番に解説していきます。
26度以下の室温ではコンブチャの完成までに25日ほど掛かるので、そこまで待てない方はコンブチャクレンズがおすすめです。
目次
約1Lのコンブチャ作りに必要な材料

コンブチャの材料
- コンブチャの種菌(SCOBY)と原液
- 保存用の広口ガラス瓶
- 紅茶(ティーバッグで2袋)
(緑茶、ウーロン茶、ハーブティーも可) - 水道水900ml
- 砂糖45g(有機きび砂糖、グラニュー糖等がおすすめ)
(水100mlに対して砂糖5g) - キッチンペーパーorガーゼ
- 輪ゴム
コンブチャの種菌(SCOBY)と原液の入手方法
コンブチャの種菌(SCOBY)と原液は主に楽天やAmazonなどの通販で購入するか、ヤフオクやメリカリで種菌(SCOBY)を購入するかになります。
楽天やAmazonではコンブチャの種菌(SCOBY)と原液がセットになった物が販売されているので、私は万が一失敗した時の事を考えて、このスターターキットを購入しました。
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保存用の広口ガラス瓶にする理由
コンブチャの強い酸が金属を腐食する場合があるので、金属の容器やプラスチック、ステンレスに陶器は選ばないようにしましょう。
また、コンブチャは雑菌が入るとダメなので、口の広いガラス瓶にしてしっかりと洗うようにしてください。
私はダイソーやセリアなどの100均で売られている広口ガラス瓶を使用しました。
紅茶以外もOK!
有機茶葉は質が良くなると言われているので有機茶葉を使用するのも良いと思いますが、スーパーで売られている紅茶や緑茶、ウーロン茶の茶葉でも問題ありません。
私はリプトンの紅茶が好きなので、リプトンの紅茶にしました。
有機きび砂糖やグラニュー糖がおすすめな理由
有機きび砂糖やグラニュー糖がおすすめな理由は発酵速度が早いからです。
砂糖はコンブチャの種菌(SCOBY)によって発酵中にほとんど消費されてしまうのですが、蜂蜜やアガベシロップ、ブラウンシュガー、ココナッツシュガーなどは有機きび砂糖やグラニュー糖と比べて発酵速度が遅く、量によっては発酵が進まない場合があります。
私は今回、普段使っている三温糖を使用しました。
美味しいコンブチャの作り方
コンブチャ作りに必要な材料を揃えたら、いよいよコンブチャを作っていきますので、まずは工程を簡単に解説しておきます。
保存用の広口ガラス瓶を消毒する

広口ガラス瓶を煮沸消毒

キッチンペーパーの上で自然乾燥
しっかり煮沸消毒しないと瓶に付いた雑菌によりコンブチャにカビが発生してしまうので、注意してください。
煮沸消毒のやり方について、簡単にですが記載しておきます。
- 広口ガラス瓶を洗剤でしっかりと洗う
- 鍋にたっぷりの水を入れ、瓶を浸す
- 沸騰するまで瓶を煮込む
- 沸騰したら2,3分程度でキッチンペーパーの上に取り出す
- 余熱で自然乾燥させる
また、煮沸した瓶を取り出す際は菜箸やトングを使用すると取り出しやすいです。
※ガラス瓶は温度差に弱いので、煮沸消毒をする際は水に浸けた状態から加熱するように徹底してください。
紅茶を作る

紅茶を作る
鍋に水道水を900ml入れたら2~3分ほど煮沸させてカルキ臭を飛ばし、好きな紅茶や緑茶、ウーロン茶、ハーブティーなどの茶葉と有機きび砂糖やグラニュー糖など好きな砂糖を45g(水100mlに対し5g)入れて完全に溶かし、常温になるまで冷まします。
紅茶のティーバッグを使用する際は2袋使用すると丁度良いです。
保存用の広口ガラス瓶に材料を入れる

保存用の広口ガラス瓶に材料を入れる

コンブチャの種菌(SCOBY)と原液も入れる

ガラス瓶の口をキッチンペーパーで覆う
※隙間がないようにしっかりと留める理由は、空気中に浮遊しているホコリやコバエが入らないようにするためです。
完成するまで動かさずに保管する
保管場所としてNGは以下の通りです。
- 換気扇、通気口や窓の近くなど空気の流れが多い場所
- 直射日光のあたる場所
- 湿気のある暗い場所
- 味噌など発酵食品の近く
- 洗剤の近く
カビが発生する危険性があります。
私的に、冬におすすめの保管場所は段ボールの中です。

冬におすすめの保管場所は段ボールの中
コンブチャのスターターキットを購入した際に段ボールで届いたのですが、この段ボールがセリアで購入した約1Lのガラス瓶を保管するのに丁度良いサイズでした。
段ボールの中ならリビングに置いても直射日光に当たる事もないし、空気の流れをシャットアウトする事ができ、さらにリビングであれば暖房も使うので発酵しやすいというメリットがあるのでおすすめです。
完成するまでに掛かる時間は・・
コンブチャが発酵するのに最適な温度は26度~32度で、適温でも発酵して酸味が出るまでに約1週間掛かりますが・・
冬のように26度以下の場合は発酵までに時間が掛かり、25日ほど掛けて完成となります。
発泡が始まったら味見をする
適温であれば5日~1週間ほどで発泡が見られるので、発泡してきたら清潔なストローやスプーンで味見をしてみましょう。
日が経つにつれて紅茶の甘味が減って鼻につんとくるようなコンブチャになるので、好みの酸味になったら完成です。
まとめ
コンブチャは種菌(SCOBY)があれば何度でも培養する事ができますが、コバエが臭いに釣られて寄ってくるほどとても強烈(三角コーナーのような)なのと、冬は完成までに25日ほど掛かるのが難点ですので、これらの事を理解した上で美味しいコンブチャ作りをしましょう。
コンブチャ作りに25日も待てないという方はコンブチャクレンズがおすすめですので、コンブチャクレンズを試してみてください。